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2008年03月18日

■トカチ・ハイランド地方のミルク



CLUBのモルトバイヤーは、北海道十勝地方の、
北部の士幌高原を「トカチ・ハイランド」。
中部の中札内・更別方面を「トカチ・ローランド」と呼んでいる。

ここは、「トカチ・ハイランド」地方のある牧場。
この乳牛の姿をみれば、「おいしい牛乳」の理由が想像できる。

「牛乳」も、いろいろなパッケージが出回っているが、
一般には「高温殺菌」「ホモゲナイズド」である。
いろいろな牧場から集めた牛乳を、
ブレンドして均質化させる事は、
生産と流通を考えると致し方ない事も想像できる。
また「高温殺菌」でも「低温殺菌」でも、
加熱による栄養変化は殆ど無いなどと説明されている。

しかし、そういう説明はそれとして、
それぞれの地方の牧場で、「地味」に生産されている、
「低温殺菌」(65度で30分かけて殺菌)の、
「脂肪球」を細かく砕かない、
「ノンホモゲナイズド牛乳」を、実際に経験するとよい。
ウイスキーでいえば、カスクのシングルモルトのイメージだ。
・・・そうか「地味」という言葉は、土地の味と書くのだね。

さっぱりとした飲み口の背景で、
四季折々の味わいとともに、
変化する牧場の風景が、ほのかな甘みとともに伝わってくる。

モルトバイヤーとしては、
芽吹き前の、この季節の牛乳がもっとも好みだ。
・・・冬を越して発酵した、干草の乾いた香が、ほのかに漂うからだ。
かく言う自分も、日常の牛乳はホモゲナイズドだけど・・・。


この記事へのコメント
はじめまして。
私は関西に住んでおります。
昨年、北海道に旅行に行きました。
十勝ではありませんが、摩周の牧場の広さと牛の健康さには感動しました!!!
そして牛乳が美味しくて美味しくて。
あれ以来、牛乳は摩周産のものを買っています。
干し草の香り、感じられるかな。じっくり味わってみます。
Posted by at 2008年03月18日 22:39