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2008年04月18日

■トカチ・ローランド地方のミルク



■「想いやり生乳」

CLUBのモルトバイヤーは、北海道十勝地方の、
北部の士幌高原を「トカチ・ハイランド」。
中部の中札内・更別方面を「トカチ・ローランド」と呼んでいる。
先月は「ハイランド地方のミルク」の話題でしたので、
今月は「ローランド地方のミルク」の話題です。

■中札内村の「とかちレディースファーム」さんが、
4月から「想いやりファーム」と名を改めて、
いま世間では、注目を集めていることを、ネットで知りました。
灯台下暗し。

レディースファームさんの、
脱サラをして、理想の酪農業に挑戦する日々の苦労のお話を、
もう10年も前にお聞きした事があります。
牛舎の無菌化など、多くの課題にチャレンジして、
ひと所に懸命に留まり、
試行錯誤を繰り返したであろう日々を、ふと想った。

「想いやり生乳」
それは日本で唯一の加熱しないで飲める、搾ったままの生乳。
【無殺菌牛乳】なのだそうです。

ホモゲナイズドでもなく、ノンホモゲナイズドでもない。
まったくの「生乳」そのものの製品化。
「牛乳」ではなくて、「生乳」=おっぱいそのものだ。
だから「製品」といっても、「原料」そのままで、
そのまま飲める「環境造り」こそが、決め手となる。

世間の常識を覆す、この取り組みに、
注目が集まるのは、至極当然の事で、
すでに、全国の有名食品店・デパート、著名レストラン等で、
流通していることを改めて知ったのです。

さっそく、注文の電話をしましたが、
ちょうどTVで取り上げられた直後という事で、
需給のバランスが追いつかず、納品まで1週間待ちという事でした。

そして、届いた「牛乳」をさっそく味わったのです・・・。
当方は、単なる消費者であるので、
とても「滑らか」で「マイルド」な「牛乳」をゴクンと飲みながら、
「究極」という言葉を思い浮かべていました。
これは牛乳の「アルティメッドエディション」なのです。

・・・たかが牛乳、されど牛乳。
モノにはピンからキリまでがあります。
それを知らなくては、見えてこないことがあるのも、また事実なのです。
その点、「食」は分かりやすい。「経験」をすればよいのです。
日常の中で、この製品を味わうことは、経済的にも、まだ多くのギャップがあります。
しかし、大河の一滴の、ちいさな波紋が、やがておおきな変化を促す事もあるのです。



この記事へのコメント
小生の本家もローランド地方にあり、幼少の頃は休みになると泊まりがけで遊びに行き、絞りたての牛乳を飲んだものである。
その時は別に味が濃くて美味しいものだという感覚しかなかったのだが、
数年前に久々に生の牛乳を飲む機会があった。
濃い濃すぎる。
「普段市販の水のような牛乳を飲んでいるからお腹を壊すぞ」と忠告を受けた。
その後、確かにお腹が・・・。

TVでバターが店頭から消えているとのこと。
こんな時代に、乳量調整がされ捨てられる牛乳がある。
地域全体の取り組みとして、バターやチーズの開発がスムーズに進められるような特区にしては如何?
Posted by sarry at 2008年04月18日 14:41