2008年04月26日
■イタリアの旅の途中で

ポー川のほとり、人口10万程のピアチェンツァ。
週末の中心街は、羨ましいほど、行き交う人で賑っています。
大型店も車の乗り入れもない街路は、《人》と《建物》がおだやかに調和しています。
こういう人にやさしい地方都市の光景は、日本では消えつつあります。
繁華街をひとつ隔てた一角には、清楚なオペラハウスがあります。
テアトロ・ムニチパーレ(オペラハウス)。
玄関ロビーにはヴェルディの彫像。
――ヴェルディの出身はパルマだと思っていました。
――故郷ブセットはピアチェンツァとパルマのちょうど中間なのです。
この劇場ではヴェルディやトスカニーニが活躍し、
戦後はイタリアオペラを担った、
フラヴィアーノ・ラボーやジャンニ・ポッジという
偉大なテノールも生みました。
舞台では地元の人たちが、バレー公演のリハーサル中でした。
振り向くと絢爛たる客席。
「ファンタースティック!」と感激すると、
劇場のバルコニー席の照明を点燈してくれたのです。
200年前に市民が資金を持ち寄って築いた劇場には、
ピアチェンツァの人々の「夢」と「思い」、
そして地域の「誇り」がこめられていました。
――「200年前は、こんな感じ」と照明を絞ると・・・、
――そうだよね。劇場もまだランプの灯りの中だよね・・・。

■ところで、ピアチェンツアでも、
バールやリストランテの彷徨は、うれしいひと時でした。
なにしろ、エミリオロマーナ州は、
美食の迷宮なのです。
そんな街のBAR(バール)やリストランテの店先では、
自慢のワインボトルの一方で、
あちらの店でも、こちらの店でも、
かならず目立つボトルがありました。
それが「ABERLOUR」でした。
イタリアで人気のモルトは「グレングラント」とか、
以前読んだ記憶がそのまま残っていたので、
人気の「ABERLOUR」との巡り会わせは新鮮でした。
そこで帰って、さっそく「ABERLOUR」をCLUBの定番としたのです。
軽くて誰でも飲み易い「アベラワー」は、「グレンモーレンジ」とならんで、
以来人気のボトルとして定着しました。

Posted by バイヤー君 at 22:04│Comments(2)
│■JOURNY
この記事へのコメント
バイヤーさま、ハイランドパークの15年もの、飲みきってしまいましたので、また仕入れて頂けますと嬉しいです。コストパフォーマンスが高いので。
Posted by 末席のメンバー at 2008年04月26日 22:37
ムニチパーレと言えばパヴァロッティがデヴューしたオペラ座ですね。そんなところに行けるなんて、本当に素晴らしい。私も、フェニーチェ座などとともに、一度は行って見たいオペラ座だと思っています。ドイツオペラのファンですが、イタリア・オペラも好きで、ヴェルディやプッチーニ、マスカーニやレオンカヴァルロ、ロッシーニはもちろん、ベルリーニやドニゼッティも好きです。バイヤーさまはどんなオペラが好きですか?
ちなみに、バレーならディアギレフ関連が好きですが、モダンなのもOKです。
Takeshi Mogi
ちなみに、バレーならディアギレフ関連が好きですが、モダンなのもOKです。
Takeshi Mogi
Posted by Takeshi Mogi at 2008年04月27日 02:02







