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2008年08月26日

■カロランのハープ 



■カロランのハープ

今夜は、バイヤーの好きなCDを紹介します。
今日に伝わるモルトウイスキーの黎明期、
アイルランドに生きた音楽家、
トゥールロッホ・オ・カロラン(1670~1738)Turlough O'Carolanのはなし。

1997年に発売された、「Carolan’s Harp」=『カロランのハープ』BMG。
演奏=アンドルー・ローレンス=キング&ザ・ハープ・コンソート。

アイルランドの農家に生れたカロランは、18歳のときに失明してしまう。
当時は、眼が不自由なひとは、放浪のハープ弾きとなる習慣があった。

カロランは、ハープの手ほどきを受け、ハープと馬と案内人を伴い、
放浪の音楽家として旅を始める。
しかし、ハープ弾きとしての技能を否定されたため幾度と挫折するが、
それにより、むしろ作曲の才能が開花するのだ。

ウイスキーを愛し、女を愛した放浪の音楽家。
ヴィバルディやコレッリなどイタリアバロックの影響を受けて、
アイルランドの伝統的なハープ様式を完成させた人。
その美しく哀切で、シンプルで洗練された旋律は、一度聴いたら忘れがたいものがある。
彼の音楽はアイルランドで、今日でも広く演奏されているという。

 ■カロランの哀歌
 ■カロランのウイスキー用処方箋
 ■カロランの夢
 ■カロランのコンチェルト
 ■カロランの音楽への別れ
 
上記のCDは、現在廃盤のようですが、
機会がありましたら、
他の盤でも、カロランの音楽を是非聴いてみてください。