ウスケバ・ロゴ ウスケバ・ロゴ ウイスキー造りに欠かすことの出来ない「水」そして「樹」。自然の力が生み出す「生命の水」。

2008年08月27日

■「晩夏」と「タリスカー」




   ♪夏の日の幻 指先で弾けば
    さらさらと砂の上に
    くずれ堕ちて 日暮れ
    
   ♪紅の渚に 秋風のくちぶえ
    ヒューヒューと躰の中 逆さに撫ぜる 
   
   ♪風よ 起こさないで
    眠りかけた 愛の記憶を 
    風よ うたわないで さむい名残り唄は 

   ♪アデュー アデュー 夏よ 
      ・・・・・・・・・・・・・・・

   ■この季節になると、ふと思い出す、
    遠い記憶の、歌のせりふ。
    これは、吉田旺作詞 杉本真人作曲の
    『晩夏』の一節。 歌は、梶芽衣子。
    うーん、いい歌だ。 

・・・という訳で、夏の終わりに飲むシングルモルトは、
と聞かれたら、『タリスカー』を思い浮かべる。

強烈な個性を持つこのモルトも、
最近では、角が取れて、
「ヒューヒューと躰の中 逆さに撫ぜる」
そんなインパクトは薄れている・・・。 

それでも、いまだ訪れた事のない、
スカイ島の短い夏の写真の光景を思い浮かべながら、
過ぎてゆく季節の余韻を、
フレーバーの中に感じることが出来る・・・。

タリスカーの、
口の中で爆発する「胡椒」のような特性は、
スカイ島のクーリンと呼ばれる溶岩流に起因するという事だ。
「TALISKER」とは、「Sloping Rock」=傾斜する岩の意。

さいはての海で、
波に洗われる岩礁。
そんな光景を見ると、
出会った頃の「タリスカー」を思い出すのだ。


             ■10年前のCLUBのタリスカー